飛田新地レポ

セックスがしたくなって大阪にある飛田新地に行ってきたので感想を書くよ。

だいぶ冗長になっちゃったけど我慢してね。

 

 

この日の午後、大阪はとても暑かった。新潟との最高気温の差が8℃もあったらしい。

何もしなくても汗が滔々と沸き出てくるので難波駅近くの薬局で汗拭きシートを購入した。

(これ童貞なりの気遣いね)

 

夜20時、焼肉を食べに行った。

万両ってお店。食べ放題の焼肉にしか行ったことがない私はメニュー表を見ただけで目が潰れそうだった。

まあ、折角の旅行だし景気良く行こうかな。

値段なんて気にせずに腹いっぱい食べた。

ユッケ美味い。

四人で会計が22,000円。

意外と安く済んだ。酒を飲んでたのが一人だけだったのが良かったのかもね。

 

夜22時、いざゆかん。

ぶっちゃけ美味い飯で食欲が満たされて性欲は薄れてたから、別に行かなくてもよかったんだけどね。まあ、折角だし。

電車で日本橋駅から動物園前駅まで移動した。

地下鉄から階段で外に出た瞬間に、路上で寝転がり屯している人間が7,8人目に入ってきた。

そこら辺散乱しているゴミ。警察に介抱されている酔い潰れたじじい。

さすが西成。期待を裏切らない。

 

歩いて5分、飛田新地到着。

こっからはもう非現実的。

他の地区とは全く違う雰囲気。

新世界とはまた違う別世界。

店が長くずらっと並んだ通りが何本がある。

夜遅いので外灯が消えた店も疎に見られる。

店ごとに二人店頭にいる。客引きの婆、それから接待をしてくれる女性。その女性らは水着や制服、着物などの格好をしていた。かなり際どい。

店の前を通る度に婆が「チカクデミテコノコカワイイヨー」「コノコデキメチャイナヨー」と陽気に声をかけてくる。

淋しいときには絶好の場所である。

女性らはにこやかに手を振っている。

 

正直誰でもよかった。

 

この誰でもいいというは、限界童貞特有のヤレればもう誰でもいいということでは決してない。

 

どの女性も眩しいほどにかなり可愛い。どの店を選んでも正解になる。

 

夜も遅いので手早く決めることにして、2周ほど周り決断した。

 

微かに紫がかった薄ピンク色のセミロングで部屋着のようなラフな格好をした女性。

女優やアイドルに詳しくないため誰々似みたいなことは言えないが、なんとなく優しそうな顔をしていたのでその女性に決めた。

 

店に近づき「お願いします」と一声。

 

ありがとうございますと微笑んだ顔を未だに覚えている。

店に入る前はちゃんと興奮できるかなと心配だったがそんなの杞憂だった。

この僅な動作でもう既にちんちんにきている。

童貞なんてこんなもんよ。

 

幅の狭い階段を登り、三部屋ある内の一室に招かれた。

部屋は涼しく薄暗い。机と座布団、大きなカゴ、それから掛け布団のない布団が床に敷いてある。

 

座布団の上に座らされ、ちょっと待っててねと嬢が部屋を出ていく。正座で待機していると、すぐにお茶と沢山のお菓子が入った器を乗せた盆が運ばれてきた。

 

嬢が一枚の紙を差し出してくる。

15分11,000円

20分16,000円

30分21,000円

それ以上の値段は覚えていない。

 

30分を選択した。即決で。

30分460円の僕にとってはかなり苦しい数字ではある筈だったが、そんなこと頭に浮かびすらしなかった。

 

財布からスムーズに札を渡し、また嬢が部屋から出ていく。

 

帰ってきた嬢はじゃあ早速と私が羽織った黒シャツに手をかける。

二枚目を脱がされるとき、「かわいいね」とまじまじ見られた。

照れる。えへへ。

そのTシャツにはピンク色の猫とカラフルな、Life is cat.という文字があしらわれていた。

猫が好きなのかと訊かれたが別にそんなことはなかったので正直に「いや別に」と答えた。

この返事微妙だったね。

猫好きでもないのにLife is cat.とかほざくなよ。

動物好きを自称する輩の気持ちがよく分かった。

 

下は自分で脱ぐ。

脱ぎ終えたらいつの間にか嬢も下着になっていた。

髪の毛と同じ色の紫がかった薄ピンク。

ついつい目を背けたくなるほどの背徳感。

 

布団の上に仰向けになるよう促される。

自分の部屋で全裸で寝転がるだけでも開放感を感じられるのに、側に他人が、しかも女性が。

 

嬢が開いた脚に跨ってくる。太腿に当たる下着の感触が伝わる。

ちらちらと嬢の顔を見る。

気が動転してしまいそう。

 

顔を近づけられてふふふと不敵に微笑まれる。

魅了される。

ここから立ち上がり逃げ出してしまうよりも先にもうきちんと直立している。

 

嬢が正方形の袋を指先で破り、そんな直立した物体にコンドームを嵌めようとする。

 

ここで事件発生。

 

入らない。

 

ちんちんが入らない。

 

ちんちんが大きくて入らない。

 

唐突で悪いけどカントン包茎なんだよね、私。

つまり直立した状態のとき皮を被ってるわけよ。

普通皮被りって大きくなりにくくて控えめになる筈。

ただ私自身図体がデカいせいか例外だったらしい。

 

嬢が頑張ってなんとか嵌めようとするけどやっぱり入らない。

自分でやることになったがまあ難しい。

少し時間が経ってちょっとだけ縮んだところでなんとか押し込めた。

嬢に「大きいね〜」「他の女の子とやるときはLじゃ入らないって伝えてね」と言われた。

これって誇れるのか?わからないけど褒めてるっぽかったし素直に喜んだ。

それと同時にカントンじゃなかったらどこまでいけたんだろうか、と少し残念な気持ちになった。

(こんなんじゃなかったら今頃どうなってたんだろう)

まさか、ちんちんから自分へのアナロジーを感じることがあるなんて思いもしなかったね。

嗤ってしまう(笑)

 

このやりとりで10分は経ったかな?もったいねー!

 

二重になった物体を嬢が咥えた。

すげえ景色。

やべえ感触。

チロチロと舌先で先端を撫でてくる。

時間が経って縮んでたけど再び直立。

たまらん。

 

ちくびも舐められた。

これはあんまり。

 

 

いよいよですよ、ええ。

 

 

それでは挿入。

初めては騎乗位。

 

嬢が握り自身の股に持ってきて押し当てる。

意外にすっぽり入った。

けどさ。

 

なんか痛い。

 

ゴムと膣に(それと皮に)締め付けられたちんちんは萎むことはなく更に大きく芽吹こうと唸りをあげる。

 

隠しきれてなかったのか、嬢に「痛い?」「大丈夫?」と何度も心配される。

当然、大丈夫と答え続ける。

 

痛みも慣れてきたらそれ程でもなく気にならなくなってくる。そんな痛みも忘れてしまう。

 

色々な感情が込み上げてくるからだ。

 

生暖かい。

ちゃんときもちよくもあった。

 

嬢がお腹を密着させ耳元に頭を寄せてくる。

 

嬢が喋るとそれには普段聴いているエロASMRとは違う良さがあった。

 

「後ろに手を回してもいいですか?」

 

童貞臭い質問に笑顔でどうぞどうぞと返してくれる。

 

あったかくて心地よい。安心する。

 

終わりまでずっとこのままでいいくらいだった。

 

嬢が身体を起こす。

私の手首を掴み胸に招いた。

 

おっぱいを揉んだ。

揉んだというよりは掴んだ。

なぜか遠慮してしまい揉みしだきはしなかった。

 

その状態で嬢が上下に揺れる。(←オモシロイ!)

 

わざとらしく喘ぐ嬢に更に昂っていく。

 

ここで第二のハプニング。

 

上下運動がそんなに気持ち良くない。

 

なんでだろ。

 

なかなかイケそうにもなかったので、嬢が見兼ねて対位を変える提案をした。

 

正常位。

 

挿入時間違えて違う穴に押し当ててしまう。

これは本当に間違えただけ。ごめんなさい。

嬢に「そこはちがう!」と慌てられたのが創作物でしか見ないような展開で興奮した。

本当にごめんなさい。

 

この体位は全然ダメだった。

私が不器用すぎる。前後運動が全く上手くいかない。

初めてだし仕方ないよね。

 

やっぱり嬢にリードしてもらうことにした。

再び騎乗位、やはりイケず。

 

時間も迫っていたし結局手コキしてもらうことにした。

 

 

あれ?

 

 

なんで?

 

 

イケない...

 

なんと手コキでもイケない。

 

 

嬢が必死にまあまあな握力でしごいてくれる。

それでも至らない。

 

30分経った。

 

5分おまけで延長してくれた。

 

必死にしごく嬢。必死に出そうとする自分。

 

なんなんだあの空間。

 

おまけの5分あっても無理でした......

 

 

これは後で判明した話だけどどうやら普段のオナニーに問題があったらしい。

かなり良くない方法をとっていた。

そのせいだね、詳しくは書かないけど。

 

 

「初めてが私でも良かったの?」

「ええ、勿論です!」

 

 

服を着た。

 

嬢が盆の器から一本の棒付き飴を渡してくれた。

持っていると客引きの婆から声を掛けられなくなるという代物だ。

そこら辺の神社のお守りの5億倍は効果があるだろう。

 

 

部屋から出る間際に「今回は残念だったけどまたよろしくね」と優しくはにかむ嬢。

 

こんなん惚れてまいますがな。

 

残念とは言われたものの、私は多幸感とは違う幸福感に満たされていた。

初めての体験を持て余すほどに得ることができた。

 

店を出て再び「ありがとうございました」と顔を見ずに一礼した。

 

婆「ハーイアリガトネーマタヨロシク‼︎」

 

 

 

棒付き飴を噛み締めながら遊郭街を後にした。

あの飴ちゃん何色だったっけな。

 

 

 

以上、膣障童貞の飛田新地レポートでした!

ご精読ありがとうございました!

 

次回大阪旅行二日目!膣障素人童貞限界声優オタクの鬼頭明里zepp tour満喫編、乞うご期待!